カテゴリ: Micronaut 更新日: 2026/02/13

LinuxでMicronautをセットアップする方法!パッケージ管理とGradle連携

LinuxでMicronautをセットアップする方法!パッケージ管理とGradle連携
LinuxでMicronautをセットアップする方法!パッケージ管理とGradle連携

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「LinuxでMicronautを開発したいんですけど、最初に何を準備すればいいですか?」

先生

「まずJavaのインストールが必要です。MicronautはJava 8以降で動作しますが、Java 11や17を使うと安定して開発できます。」

生徒

「LinuxではどのようにJavaを管理したらいいですか?」

先生

「SDKMANを使うと複数のJavaバージョンを簡単に切り替えられます。さらにMicronaut CLIもSDKMANからインストール可能です。」

生徒

「IDEは何を使うと便利ですか?」

先生

「IntelliJ IDEAがおすすめです。Gradle連携やMicronautプラグインのサポートが充実していて、Linuxでも快適に開発できます。」

1. SDKMANを使ったJava環境の準備

1. SDKMANを使ったJava環境の準備
1. SDKMANを使ったJava環境の準備

Linux環境でMicronaut(マイクロノート)の開発を始める際、最も重要かつ最初にぶつかる壁が「Javaのバージョン管理」です。MicronautはモダンなJavaフレームワークであるため、特定のJavaバージョンを要求することがよくあります。そこでおすすめなのが、複数のJavaや関連ツールを一括管理できるSDKMAN!(エスディーケーマン)の導入です。

まずは、ターミナルを開いて以下のコマンドを入力し、SDKMAN!をインストールしましょう。未経験の方でも、このコマンドをコピー&ペーストして実行するだけで準備が完了します。


curl -s "https://get.sdkman.io" | bash
source "$HOME/.sdkman/bin/sdkman-init.sh"

インストールが完了したら、Micronautで推奨されるJava 17をインストールします。以下のコマンドを実行することで、手動でファイルをダウンロード・解凍する手間なく、最適なJava環境が整います。


sdk install java 17.0.8-tem
sdk use java 17.0.8-tem

最後に、正しく設定されたかを確認するために、以下の「Javaのバージョンを確認するコード」を実行してみましょう。これは、現在自分のマシンでどのJavaが動いているかをチェックする基本的な操作です。


public class CheckJavaVersion {
    public static void main(String[] args) {
        // システムのJavaバージョンを取得して表示する簡単なプログラム
        String version = System.getProperty("java.version");
        System.out.println("現在使用中のJavaバージョンは: " + version);
    }
}

ターミナルで java -version と入力し、指定したバージョンが表示されれば成功です。これでMicronautを動かすための強固な土台が整いました。次は、開発効率を最大化するエディタ(IDE)の準備に進みましょう。

2. IntelliJ IDEAのインストールと設定

2. IntelliJ IDEAのインストールと設定
2. IntelliJ IDEAのインストールと設定

IntelliJ IDEAはLinuxでも利用可能です。公式サイトからダウンロードしてインストール後、Java SDKを設定してください。Gradleプラグインを有効にすることでMicronautプロジェクトの作成や依存管理が簡単になります。

3. Micronaut CLIの導入

3. Micronaut CLIの導入
3. Micronaut CLIの導入

SDKMANを使うとMicronaut CLIも簡単に導入できます。以下のコマンドをターミナルで実行します。


sdk install micronaut
mn --version

CLIがインストールされると、プロジェクト作成やアプリケーションの実行が容易になります。

4. Micronautプロジェクトの作成とGradle連携

4. Micronautプロジェクトの作成とGradle連携
4. Micronautプロジェクトの作成とGradle連携

Micronaut CLIでJavaとGradleを使ったプロジェクトを作成します。ターミナルで以下のコマンドを実行します。


mn create-app example.micronaut.linux --build=gradle --lang=java

作成されたプロジェクトにはGradle設定ファイルが含まれており、依存管理やビルドがスムーズに行えます。

5. Gradleでのビルドと実行

5. Gradleでのビルドと実行
5. Gradleでのビルドと実行

プロジェクトディレクトリに移動してGradleでビルドと実行を行います。


./gradlew build
./gradlew run

実行後、Micronautアプリケーションが起動し http://localhost:8080/ でアクセス可能です。

6. 開発環境構築のポイント

6. 開発環境構築のポイント
6. 開発環境構築のポイント

Linuxではパッケージ管理や権限設定に注意してください。SDKMANやGradleが正しく動作しない場合は権限やパス設定を確認しましょう。IntelliJとCLIで使用するJavaバージョンを統一すると開発が安定します。また、Gradleのラッパーを使うとプロジェクト固有のGradleバージョンを簡単に利用できます。

7. サンプルMicronautコントローラ

7. サンプルMicronautコントローラ
7. サンプルMicronautコントローラ

簡単なMicronautアプリのサンプルコードです。Helloコントローラを作成し、HTTPリクエストに応答します。


package example.micronaut.linux;

import io.micronaut.http.annotation.*;

@Controller("/hello")
public class HelloController {

    @Get("/")
    public String index() {
        return "Hello, Micronaut on Linux!";
    }
}

ブラウザで http://localhost:8080/hello にアクセスすると、"Hello, Micronaut on Linux!" が表示され、環境構築が正しくできていることを確認できます。

まとめ

まとめ
まとめ

LinuxでのMicronaut開発環境構築の振り返り

ここまでの記事では、Linux環境においてMicronautを使ったJavaアプリケーション開発を始めるための一連の流れを詳しく解説してきました。Javaの実行環境を整えるところから始まり、SDKMANによるJavaバージョン管理、IntelliJ IDEAの導入、Micronaut CLIのインストール、そしてGradleと連携したプロジェクト作成まで、実際の開発現場を意識した構成となっています。

Linuxはサーバー用途だけでなく、開発用OSとしても非常に人気が高く、Micronautのような軽量で高速なフレームワークとの相性は抜群です。特にSDKMANを利用することで、JavaやMicronautのバージョン管理が容易になり、複数プロジェクトを扱う場合でも柔軟に対応できます。Gradleを使ったビルド構成も、依存関係の管理や実行タスクの統一に役立ち、Linux環境でも安定した開発体験を実現できます。

また、Micronautは起動速度が速く、メモリ使用量も少ないため、Linuxサーバー上でのマイクロサービス開発にも適しています。今回紹介した基本的なセットアップ手順を理解しておくことで、Web API開発やクラウド環境へのデプロイ、コンテナ運用など、次のステップにもスムーズに進めるようになります。

まとめ用サンプルプログラム

記事の理解を深めるため、ここでも簡単なMicronautコントローラのサンプルを振り返りとして掲載します。Linux上でGradleビルドを行い、正しく動作するかを確認することで、環境構築の完成度を再確認できます。


package example.micronaut.linux;

import io.micronaut.http.annotation.*;

@Controller("/summary")
public class SummaryController {

    @Get("/")
    public String summary() {
        return "MicronautとLinux環境構築の理解が深まりました";
    }
}

    

このようにシンプルなクラス構成でHTTPエンドポイントを作成できる点も、Micronautの大きな魅力です。Gradleによるビルドと実行を繰り返し行いながら、Linux環境での動作確認に慣れていきましょう。

先生と生徒の振り返り会話

生徒

「LinuxでMicronautを動かすまでの流れが、最初よりもずっと分かるようになりました。Javaの準備からGradle連携まで、全部つながっているんですね」

先生

「その通りです。Linux環境ではパッケージ管理やパス設定が重要ですが、SDKMANを使えばJavaやMicronautの管理がとても楽になります」

生徒

「Gradleも最初は難しそうでしたが、Micronaut CLIで作ったプロジェクトをそのまま使えば、ビルドや実行も簡単でした」

先生

「Gradleラッパーを使うことで、Linuxでも環境差異を気にせず開発できます。これからはコントローラを増やしたり、設定ファイルを調整したりして、Micronautの理解をさらに深めていきましょう」

生徒

「はい。LinuxとMicronautを組み合わせた開発が、自分でもできそうだと感じました。次はAPI開発や設定周りにも挑戦してみたいです」

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