カテゴリ: Micronaut 更新日: 2026/02/04

MacでMicronautを始める方法!SDKMANとIntelliJのセットアップ手順

MacでMicronautを始める方法!SDKMANとIntelliJのセットアップ手順
MacでMicronautを始める方法!SDKMANとIntelliJのセットアップ手順

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「MacでMicronautの開発を始めたいんですけど、何から手をつければいいですか?」

先生

「まずはJavaをインストールすることが重要です。MicronautはJava 8以降で動作しますが、開発の安定性を考えるとJava 11か17が推奨です。」

生徒

「Javaのバージョン管理も必要ですか?」

先生

「はい、MacならSDKMANを使うと複数のJavaバージョンを簡単に管理できます。Micronaut CLIもSDKMAN経由でインストールできます。」

生徒

「IDEはIntelliJでいいですか?」

先生

「そうですね。IntelliJ IDEAを使うとMicronautプロジェクトの作成やビルド管理が非常に簡単になります。」

1. SDKMANのインストールとJava環境の構築

1. SDKMANのインストールとJava環境の構築
1. SDKMANのインストールとJava環境の構築

MacでMicronaut開発をスムーズに進めるための第一歩は、SDKMAN!(Software Development Kit Manager)の導入です。これは、Javaのバージョンをコマンド一つで切り替えられる非常に便利なツールです。開発現場ではプロジェクトごとにJavaのバージョンが異なることが多いため、手動でインストールするよりもSDKMAN!を使うのが業界標準のベストプラクティスです。

まずは、Macの「ターミナル」を開き、以下のコマンドをコピー&ペーストして実行しましょう。


curl -s "https://get.sdkman.io" | bash
source "$HOME/.sdkman/bin/sdkman-init.sh"

次に、Micronautの動作に最適なJava 17をインストールします。プログラミングが初めての方でも、以下のコマンドを順に打つだけで、複雑な環境変数の設定などを自動で行ってくれます。


# 最新の安定版Java 17(Temurin distribution)をインストール
sdk install java 17.0.10-tem

# 使用するJavaのバージョンを指定
sdk use java 17.0.10-tem

# 正しくインストールされたか確認
java -version

【初心者向け解説】なぜJavaが必要なの?

Micronautは「Java」というプログラミング言語で作られたフレームワークです。Javaで書かれたプログラムをMacの上で動かすためには、Java Runtime(JRE)や開発キット(JDK)という「翻訳機」のようなソフトが必要になります。ここではその最新の翻訳機をセットアップしています。

ターミナルに openjdk version "17.0.10" と表示されれば成功です。これでMicronautを動かすための土台が完璧に整いました。

2. IntelliJ IDEAの導入と設定

2. IntelliJ IDEAの導入と設定
2. IntelliJ IDEAの導入と設定

次にIntelliJ IDEAをインストールします。公式サイトからCommunity版またはUltimate版をダウンロードしてインストールしてください。インストール後、Java SDKの設定を行い、Gradleプラグインを有効化することでMicronautプロジェクトの開発がスムーズになります。

3. Micronaut CLIのインストール

3. Micronaut CLIのインストール
3. Micronaut CLIのインストール

SDKMANを利用するとMicronaut CLIも簡単にインストールできます。ターミナルで以下のコマンドを実行してください。


sdk install micronaut
mn --version

これでMicronaut CLIが使用可能になり、プロジェクト作成やビルドが簡単に行えます。

4. Micronautプロジェクトの作成

4. Micronautプロジェクトの作成
4. Micronautプロジェクトの作成

Micronaut CLIを使ってJavaプロジェクトを作成します。以下のコマンドでGradleを利用したJavaプロジェクトを生成できます。


mn create-app example.micronaut.mac --build=gradle --lang=java

作成されたプロジェクトはIntelliJで開くとすぐに開発を始められます。

5. プロジェクトのビルドと実行

5. プロジェクトのビルドと実行
5. プロジェクトのビルドと実行

プロジェクトフォルダに移動してGradleでビルドと実行を行います。


./gradlew build
./gradlew run

実行するとMicronautアプリケーションが起動し、デフォルトで http://localhost:8080/ からアクセス可能です。

6. 開発環境構築の注意点

6. 開発環境構築の注意点
6. 開発環境構築の注意点

MacでのMicronaut開発では、ターミナル操作やパーミッションに注意してください。SDKMANやGradleの権限設定が正しくないとCLIコマンドが使えない場合があります。また、IntelliJのJava SDK設定とCLIのJavaバージョンを一致させることが重要です。これにより安定したMicronaut開発が可能になります。

7. MacでのMicronaut開発のポイント

7. MacでのMicronaut開発のポイント
7. MacでのMicronaut開発のポイント

SDKMANを利用したJavaバージョン管理、IntelliJ IDEAの導入、Micronaut CLIの設定が揃えばMac上でMicronautの開発環境は整います。CLIでプロジェクトを作成し、Gradleでビルドと実行を行うことですぐに開発を始められます。Mac固有の権限やパス設定を理解しておくことでトラブルを防ぎ、スムーズな開発が可能です。

8. サンプルJavaコードで確認

8. サンプルJavaコードで確認
8. サンプルJavaコードで確認

簡単なMicronautアプリのサンプルコードです。Helloコントローラを作成し、リクエストに応答する方法を示します。


package example.micronaut.mac;

import io.micronaut.http.annotation.*;

@Controller("/hello")
public class HelloController {

    @Get("/")
    public String index() {
        return "Hello, Micronaut on Mac!";
    }
}

ブラウザで http://localhost:8080/hello にアクセスすると、"Hello, Micronaut on Mac!" が表示され、開発環境が正しく機能していることを確認できます。

まとめ

まとめ
まとめ

MacでMicronautを始めるための全体像の振り返り

ここまで、Mac環境でMicronautを使ったJavaアプリケーション開発を始めるための手順を順番に確認してきました。 Micronautは軽量で起動が速く、マイクロサービスやAPI開発に向いているJavaフレームワークとして、多くの現場や学習用途で利用されています。 MacでMicronautを扱う場合、最初に意識すべきポイントはJava環境の構築とバージョン管理です。 SDKMANを活用することで、複数のJavaバージョンを簡単に切り替えられるため、Micronaut開発に適したJava環境を無理なく整えることができます。

次に重要なのが、IntelliJ IDEAを中心とした開発環境の整備です。 IntelliJはMicronautやGradleとの相性が良く、プロジェクト作成からビルド、実行までを直感的に操作できます。 IDE上でエラーや設定状況を確認しながら作業できるため、MacでJava開発を始めたばかりの方でも安心して進められます。 Micronaut CLIとIntelliJを組み合わせることで、設定に悩む時間を減らし、アプリケーションの中身に集中できる環境が整います。

SDKMANとMicronaut CLIを使う意味

SDKMANは、MacでのJava開発において欠かせないツールのひとつです。 Javaだけでなく、Micronaut CLIも同じ仕組みで管理できるため、環境構築が非常にシンプルになります。 ターミナル操作に慣れていない場合でも、決められたコマンドを順番に実行することで、確実にMicronautの開発準備を進められます。 CLIを使ったプロジェクト作成は、ディレクトリ構成や初期設定を自動で用意してくれるため、初心者でも実践的なJavaアプリ開発にすぐ取り組めます。

また、Gradleを利用したビルドと実行の流れを理解しておくことも重要です。 Mac環境ではターミナルからの操作が基本となるため、buildやrunといったGradleコマンドを繰り返し使うことで、 Micronautアプリケーションの起動や動作確認をスムーズに行えるようになります。 この流れを習得することで、今後のMicronaut開発やJavaフレームワーク学習にも応用が利きます。

学習の振り返り用サンプル操作

MicronautとMac環境の理解を深めるために、基本となる操作の流れを改めて確認しておきましょう。 開発中に迷った場合は、ここに立ち返ることで状況を整理しやすくなります。


sdk use java 17.0.8-tem
mn create-app sample.micronaut.mac --build=gradle --lang=java
cd sample.micronaut.mac
./gradlew run

    

この一連の操作を理解していれば、Mac上でのMicronaut開発は安定して進められます。 Javaのバージョン管理、プロジェクト作成、アプリケーション実行という基本を押さえることが、 Micronautを長く使い続けるための土台となります。

先生と生徒の振り返り会話

生徒

「MacでMicronautを始めるには難しい設定が多いと思っていましたが、 SDKMANとCLIを使えば順序立てて進められることが分かりました」

先生

「その理解で大丈夫です。Macでは特にJavaのバージョン管理が重要なので、 SDKMANを使いこなせるようになると開発が楽になります」

生徒

「IntelliJとMicronaut CLIを組み合わせることで、 プロジェクト作成や実行までの流れもイメージしやすくなりました」

先生

「その通りです。今回学んだMacでのMicronaut開発環境構築を理解していれば、 コントローラ作成やAPI開発にもスムーズに進めます」

生徒

「これでMicronautを使ったJavaアプリケーション開発に自信が持てました。 次は実際の機能追加にも挑戦してみたいです」

先生

「ぜひ続けて学習してみてください。今回の基礎が、今後のMicronaut開発を支えてくれます」

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