カテゴリ: Quarkus 更新日: 2026/01/31

Quarkusのlogging設定を完全解説!初心者向けにプロジェクト構成へ正しく組み込む方法

Quarkusのlogging設定をプロジェクト構成に組み込む
Quarkusのlogging設定をプロジェクト構成に組み込む

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Quarkusでアプリを作り始めたんですが、エラーが出たときにログの見方がよく分かりません…」

先生

「Quarkusではlogging設定をきちんとプロジェクト構成に組み込むことで、開発や運用がとても楽になります。」

生徒

「設定ファイルをどこに書けばいいのか、どう使い分けるのかが知りたいです。」

先生

「では、Quarkusのlogging設定を基本から順番に整理していきましょう。」

1. Quarkusにおけるlogging設定の基本

1. Quarkusにおけるlogging設定の基本
1. Quarkusにおけるlogging設定の基本

Quarkusのlogging設定は、Javaアプリケーション開発において非常に重要な役割を持っています。 ログとは、アプリケーションが「いつ」「どの処理を行ったのか」を記録する仕組みです。 エラーが発生した原因を調査したり、正常に処理が動いているかを確認したりする際に欠かせません。 実際の開発現場では、ログを確認しながら不具合を修正する場面が多く、loggingの理解は安定したアプリケーション運用につながります。

Quarkusでは最初からログ出力機能が用意されているため、外部ライブラリを追加しなくてもログを扱えます。 そのため、設定を少し記述するだけでログの内容や表示方法を変更できるのが特徴です。 特に初心者がつまずきやすいのは「ログはどこで設定し、どのように表示されるのか」という点です。 Quarkusではプロジェクト構成の中にある設定ファイルを利用してloggingを管理するため、 仕組みを理解しておくことで、開発時のトラブル対応や動作確認が格段に行いやすくなります。


import org.jboss.logging.Logger;

public class LoggingBasicExample {

    private static final Logger LOG = Logger.getLogger(LoggingBasicExample.class);

    public static void main(String[] args) {
        LOG.info("アプリケーションが起動しました");
        LOG.error("サンプルエラーのメッセージです");
    }
}

上記のサンプルでは、Loggerという仕組みを使ってログを出力しています。 「info」は通常の動作状況を示し、「error」は問題が発生したときに使われます。 このようにログを記録することで、プログラムの状態をあとから確認できるようになります。 初心者の段階からログを活用する習慣を身につけることで、プログラムの動きを理解しやすくなり、 将来的に大規模なアプリケーションを開発する際にも役立ちます。

2. logging設定とプロジェクト構成の関係

2. logging設定とプロジェクト構成の関係
2. logging設定とプロジェクト構成の関係

Quarkusのプロジェクト構成では、設定ファイルはsrc/main/resources配下に配置されます。 logging設定もこの中にまとめて記述することで、プロジェクト全体の管理がしやすくなります。 Javaの設定ファイル管理に慣れていない初心者でも、場所が固定されているため安心です。

特に重要なのがapplication.propertiesというファイルです。 このファイルにlogging設定を記述することで、アプリケーション全体のログ出力を制御できます。 Quarkusの基本的なプロジェクト構成を理解するうえで、必ず押さえておきたいポイントです。

3. application.propertiesにlogging設定を書く

3. application.propertiesにlogging設定を書く
3. application.propertiesにlogging設定を書く

Quarkusではloggingに関する設定をapplication.propertiesにまとめて記述します。 ログレベルやフォーマット、出力先などを簡単に指定できるのが特徴です。 Javaのlogging設定が難しいと感じていた人でも、直感的に扱えます。


# 全体のログレベル設定
quarkus.log.level=INFO

# コンソールログの有効化
quarkus.log.console.enable=true

# コンソールログのフォーマット
quarkus.log.console.format=%d{yyyy-MM-dd HH:mm:ss} %-5p [%c] (%t) %s%e%n

このように設定することで、Quarkusアプリケーションのログが分かりやすい形式で出力されます。 ログの見やすさは、開発スピードやデバッグ効率に直結します。

4. ログレベルの考え方と使い分け

4. ログレベルの考え方と使い分け
4. ログレベルの考え方と使い分け

logging設定で重要なのがログレベルの使い分けです。 QuarkusではDEBUG、INFO、WARN、ERRORといった一般的なログレベルを利用できます。 それぞれの役割を理解しておくと、ログのノイズを減らせます。

開発中はDEBUGやINFOを使って詳細な情報を出力し、 本番環境ではWARNやERRORを中心にすることで、必要な情報だけを残せます。 プロジェクト構成にlogging設定を組み込む意味は、こうした運用のしやすさにもあります。

5. Javaコードからログを出力する方法

5. Javaコードからログを出力する方法
5. Javaコードからログを出力する方法

設定だけでなく、Javaコードから実際にログを出力する方法も理解しておきましょう。 Quarkusでは標準的なLoggerを利用できます。 クラスごとにログを出すことで、どの処理で問題が起きたのかを把握しやすくなります。


import org.jboss.logging.Logger;

public class SampleService {

    private static final Logger LOG = Logger.getLogger(SampleService.class);

    public void execute() {
        LOG.info("処理を開始します");
        LOG.debug("詳細なデバッグ情報です");
    }
}

このように記述することで、application.propertiesで設定したloggingルールに従ってログが出力されます。 JavaとQuarkusのloggingの基本的な連携が分かる例です。

6. 環境ごとにlogging設定を切り替える

6. 環境ごとにlogging設定を切り替える
6. 環境ごとにlogging設定を切り替える

Quarkusでは開発環境と本番環境でlogging設定を切り替えられます。 プロジェクト構成の中で環境別設定を管理できるため、安全な運用が可能です。 初心者でも設定ミスを防ぎやすくなります。


# 開発環境用
%dev.quarkus.log.level=DEBUG

# 本番環境用
%prod.quarkus.log.level=WARN

このように記述することで、実行環境に応じたlogging設定が自動で適用されます。 Quarkusのプロジェクト構成とlogging設定が自然に結びつきます。

7. logging設定をプロジェクトに組み込むメリット

7. logging設定をプロジェクトに組み込むメリット
7. logging設定をプロジェクトに組み込むメリット

Quarkusのlogging設定をプロジェクト構成に組み込むことで、 開発者全員が同じルールでログを扱えるようになります。 チーム開発や長期運用において、大きなメリットがあります。

初心者のうちからlogging設定を意識してプロジェクトを構成することで、 実務に近いJavaアプリケーション開発の考え方が自然と身につきます。 Quarkusはその学習を支えてくれるフレームワークです。

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