カテゴリ: Micronaut 更新日: 2026/02/10

Micronautのロギング設定まとめ!logbackとの連携方法を初心者向けに解説

Micronautのロギング設定まとめ!logbackとの連携方法を初心者向けに解説
Micronautのロギング設定まとめ!logbackとの連携方法を初心者向けに解説

先生と生徒の会話形式で理解しよう

生徒

「Micronautでログを出力したいのですが、どのように設定すれば良いですか?」

先生

「MicronautはデフォルトでSLF4Jをサポートしており、logbackと連携することで柔軟にログ設定が可能です。」

生徒

「具体的にはどの設定ファイルを用意すれば良いですか?」

先生

「基本はresourcesディレクトリにlogback.xmlやlogback-test.xmlを配置します。環境に応じてログレベルや出力先を切り替えることができます。」

生徒

「それをJavaコードから使う方法はありますか?」

先生

「SLF4JのLoggerをインジェクトしてログを出力する方法を順に見ていきましょう。」

1. logbackの基本設定ファイルと導入手順

1. logbackの基本設定ファイルと導入手順
1. logbackの基本設定ファイルと導入手順

Micronautでログを出力する際、最も一般的で推奨される方法が「Logback」というライブラリとの連携です。Micronautは標準でSLF4J(ログ出力のための共通窓口)をサポートしており、特別な設定なしでLogbackを使い始めることができます。

設定ファイルの配置場所

まず、プロジェクトの src/main/resources フォルダの中に logback.xml という名前のファイルを作成します。これが「どのような形式で」「どこに」ログを出すかを決める司令塔になります。

未経験者向けのポイント: プログラミングにおける「ログ」とは、アプリが動いている時の「足跡」のようなものです。画面に「今、この処理を通ったよ!」という情報を出すことで、不具合を見つけやすくします。

基本的な設定例(logback.xml)

以下のコードをそのまま logback.xml に貼り付けてみましょう。これは、コンソール(実行画面)にログを表示するための最もシンプルな構成です。


<configuration>
    <appender name="STDOUT" class="ch.qos.logback.core.ConsoleAppender">
        <encoder>
            <pattern>%d{yyyy-MM-dd HH:mm:ss} [%thread] %-5level %logger{36} - %msg%n</pattern>
        </encoder>
    </appender>

    <root level="INFO">
        <appender-ref ref="STDOUT" />
    </root>
</configuration>

設定内容のやさしい解説

  • %d{yyyy-MM-dd HH:mm:ss}: ログが出た「日時」を表示します。
  • %-5level: ログの「重要度(INFOやERROR)」を表示します。5文字分スペースを確保するので、縦がきれいに揃います。
  • %msg%n: メッセージの本文と改行を意味します。
  • root level="INFO": 「INFO」以上の重要なメッセージだけを表示するという意味です。これより細かい「DEBUG」などは表示されず、画面がスッキリします。

このファイルを用意するだけで、Micronautは自動的に設定を読み込み、見やすいログを画面に出力してくれるようになります。

2. 環境別ログ設定

2. 環境別ログ設定
2. 環境別ログ設定

Micronautでは環境ごとにlogback設定を分けることが可能です。resourcesディレクトリにlogback-dev.xmllogback-prod.xmlを配置し、起動時に環境を指定します。


./gradlew run -Dmicronaut.environments=dev

これにより、開発環境ではDEBUGログを出力し、本番環境ではWARN以上のみを出力するように切り替えられます。SEOキーワード:Micronaut 環境別ログ、logback-dev.xml、logback-prod.xml、Java ログ管理

3. Javaコードでのログ出力

3. Javaコードでのログ出力
3. Javaコードでのログ出力

MicronautではSLF4JのLoggerをBeanに注入して使用できます。簡単な例を見てみましょう。


import jakarta.inject.Singleton;
import org.slf4j.Logger;
import org.slf4j.LoggerFactory;

@Singleton
public class SampleService {
    private static final Logger LOG = LoggerFactory.getLogger(SampleService.class);

    public void process() {
        LOG.info("処理を開始しました");
        LOG.debug("デバッグ用の詳細情報");
        LOG.warn("警告メッセージ");
        LOG.error("エラーメッセージ");
    }
}

上記のように、INFO、DEBUG、WARN、ERRORなどログレベルごとに出力でき、環境別のlogback設定に応じて適切なログが記録されます。SEOキーワード:Micronaut Logger、SLF4J ログ出力、logback連携、Java Micronaut ログ設定

4. 実務での活用ポイント

4. 実務での活用ポイント
4. 実務での活用ポイント
  • 開発環境と本番環境でログレベルを分けることで不要なログを抑制
  • logback.xmlやlogback-{profile}.xmlを使用して出力フォーマットや出力先を柔軟に設定
  • SLF4Jを通じてBeanからログを出力することで、コードに依存せず設定変更可能
  • 外部設定ファイルとの組み合わせで環境別設定を容易に管理
  • MicronautのDI機能を活かして、複数のサービスで統一されたログ管理を実現

SEOキーワード:Micronaut ログ管理、logback設定、環境別ログ、Java Micronaut 開発、SLF4J 使い方、ログ出力方法

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